サウナの楽しみ方
2025.10.14
皆様、はじめまして。
四月にアリアに入社いたしました、加藤と申します。
私の趣味は、サウナ。
あの静かな熱気の中で、心と身体がじんわりとほどけていく感覚が、昔から好きでした。
先日、仕事の都合で名古屋に長く滞在する機会がありました。慌ただしい日々の合間を縫って、名古屋のサウナを巡る時間を持てたことは、今思えばちょっとした贅沢だったのかもしれません。
最初に訪れたのは「ウェルビー栄」。

(加藤撮影)
この場所を語るなら、やはりあの-25℃の室温をほこるアイスサウナ(水温は2℃!)を外すわけにはいきません。
100℃のサウナ室でじっくりとグリルした身体を、ここ南極?と思わせるような温度の水風呂に沈める瞬間。
肺が脈打つ(?)のを感じるほどの衝撃
それでも、水風呂を出て、椅子に腰を下ろし、静かに目を閉じると…
「ととのぅ~」
熱とともに、仕事の疲れや心のざわめきが、ふわりと身体の奥から抜けていくような感覚!
そうだ。サウナを楽しむ時というのはね、だれにも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあだめなんだ。一人で、静かで、孤独で…。
眠気が支配する体を支えながら、風呂上がりのビールをゆったりとした空間で味わい、ウェルビー栄を後にしました。
別の日に向かったのは「KIWAMI SAUNA」。古民家を改装したサウナだそうです。
(加藤撮影)
令和の虎に出演されたオーナーが手がけたというこの場所は、どこか新しい風を感じさせながらも、懐かしさも漂う不思議な空気をまとっていました。
外気浴スペースには、クラフトビールと厚切りソーセージ。
都会の喧騒が跋扈する東京ではなかなか感じることのできない開放感。
本当に良いサウナに必要なものはなにか?を教えてくれるような気がします。
個人的にめちゃくちゃ心惹かれたのは、フロントで購入したドリンクを専用タンブラーでサウナ室に持ち込めるシステム。
熱々の空間で冷たい飲み物を口にすることで、サウナの苦しさを紛らわせることができる、しかもこのドリンク普通に美味しい。
隅々まで、サウナを愛する人の工夫が詰まった空間。たまりません。
湯上がりには「KIWAMIクラフトビール」と「KIWAMIラムカレー」。

(加藤撮影)
柔らかなラム肉が口の中でほどけていく感覚は、今でも忘れられません。
サウナ上がりの食事といえば、カレーか焼肉。つまり肉入りカレーが最強、ってことなのでしょう。
渇きと辛みに疲弊する喉を、ごくごくっとエールビールで潤していく…。
いつの間に、私は苦いビールを美味しく感じる大人になってしまったのだろうか…。
名古屋を訪れたのは今回の出張が初めてでしたが、奇妙なノスタルジアを胸に抱え、帰路についたのでした。
皆様も旅行に行く際は、ぜひご当地サウナを訪れてみてくださいね。





































