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バルセロナで感じた、熱気と歴史

2025.08.12

はじめまして。4月に入社した廣瀬と申します。

昨年の10月、スペインのバルセロナを訪れました。
日本では秋の気配が強まりつつある時期でしたが、現地は日中30度を超える暖かさで、ヨーロッパらしい石畳の街並みにもかかわらず、どこかリゾートのような開放感を感じられる気候でした。

 

《写真:夜のサグラダ・ファミリア外観》
バルセロナで感じた、熱気と歴史
※「ライトアップされた姿がとても幻想的でした。」廣瀬撮影

旅の中でも特に印象的だったのが、サグラダ・ファミリアです。実はこの建物を最初に目にしたのは夜でした。ライトアップされた外観は、昼間とはまた違う雰囲気で、幻想的という言葉がぴったり。遠くから見えていた塔が、近づくにつれて徐々に細部まで見えるようになり、しばらく足を止めて眺めていました。
後日、改めてJTBの日本語ガイド付きツアーで内部を見学しました。ガイドさんの丁寧な説明を聞きながら見るステンドグラスや天井の構造、ただ見学するだけでは気づけない魅力にあふれていて、学びと感動のある時間でした。

 

《写真:サグラダ・ファミリア内部・ステンドグラス》

バルセロナで感じた、熱気と歴史
※「午前中の光がステンドグラスから差し込み、教会全体が色彩に包まれていました。」撮影廣瀬

特に印象的だったのは、エレベーターで塔の上まで上がった体験です。バルセロナの街を一望できるだけでなく、建物の細部の装飾を間近で見ることができ、まさに“完成しつつある芸術作品の中を歩いている”感覚でした。
個人的には、内部見学と塔の上までのアクセスが含まれた日本語ガイドツアーは非常におすすめです。混雑する時間帯を避けて案内してくれることや、背景知識が深まることで、建物への理解と感動がぐっと増します。

 

🖼 《写真:カタルーニャ音楽堂・フラメンコ鑑賞の様子》

バルセロナで感じた、熱気と歴史
※「カタルーニャ音楽堂で、フラメンコを鑑賞しました。」撮影廣瀬

また今回の旅行では、カタルーニャ音楽堂でのフラメンコ鑑賞も印象に残っています。建物自体がユネスコの世界遺産で、天井の装飾やステンドグラスの美しさは見事でした。
そんな空間で聴くギターや歌声、情熱的な踊りは迫力があり、まさに「観て・聴いて・感じる」芸術でした。

 

《写真:オリンピック・リュイス・コンパニス・スタジアムでの試合中の様子》

バルセロナで感じた、熱気と歴史
※「歴史あるスタジアムで、地元サッカーチームの試合を観戦。みんなで盛り上がりました。」撮影廣瀬

さらに、オリンピック・リュイス・コンパニス・スタジアムでのFCバルセロナの試合観戦も思い出深い時間でした。ユニホームを着て応援している人の8割がクラブ期待の若手であるヤマル選手のユニホームを着ているのも、驚きでした。
(個人的にはペドリ選手やダニ・オルモ選手のユニホームを着ている人がもっと居て欲しかったです。)

このスタジアムは、1992年のバルセロナ・オリンピックの主会場でもあり、街を見下ろす高台にあります。観戦した試合の内容もさることながら、観客の盛り上がりやスタジアムの雰囲気そのものが「文化」として根づいているのを感じる体験でした。
本来のホームスタジアムである「Spotifyカンプ・ノウ」は工事中でしたが、今年中に完成(予定)なので、次はカンプノウでバルセロナの試合を観戦したいと思っています。
サッカー好きの方やクレ(バルセロナファンの愛称)の方は、FCバルセロナの歴史を感じられる「バルセロナミュージアム」も是非!

 

旅の中では、ゴシック地区の迷路のような路地を歩いたり、ボケリア市場で海の幸を堪能したり、観光地らしいゆったりとした時間も楽しみました。
バルセロナは、建築、美術、音楽、スポーツ、食と、さまざまな楽しみ方ができる都市でした。もし訪れる機会があれば、日程に余裕を持って、それぞれの体験をゆっくり味わうことをおすすめします。特に、サグラダ・ファミリアの内部見学は「時間とともに記憶に残る体験」になると思います。
サグラダファミリアはガウディ没後100年である2026年に主要部分の完成が予定されているので、バルセロナに行きたいと思っている方は今すぐにでも行かれることをおススメします!

 

ちなみに、2018年には、初めての海外旅行であるにも関わらず、1人でロシアにワールドカップを観戦しに行ったこともあるので、その旅の話もいつかブログで書けたらと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。