お知らせ

水道の三井

2018.02.02

監査法人アリアの三井里見です。

当監査法人では、水道事業において、複数の顧問や研究
政策提言等を行っております。

我々の生活インフラにおいてもっとも大事な水道事業は、

近年、
人口減少による水道料金収入の減少、
施設の老朽化、
団塊世代の職員の大量退職など
深刻な問題を抱えています。

このような背景から水道事業においては、
一般事業会社のような独立採算制概念が強く求められており、

近年、抜本的な改革を目的として、
会計基準の見直しが行われ、
会計も企業会計に近付いてきています。

そのため、財務戦略の検討も多様化しています。

最近の事例では、

横浜市水道局様に対して、
将来の財源調達のあり方について研究報告をさせていただきました。

これは、将来の水道事業における改良工事や更新工事の
調達財源の指針を過去や現在の調達金利趨勢、他国の調達事情などを勘案し
今後の財務上の経営判断に資するためのものでした。

また、
川崎市水道局様では、
決算書や予算書に対する指導や
議会等からの会計基準に係る質問に対するアドバイス業務を
お受けしております。

そして、
習志野市企業局様には
数年、会計顧問として
改正後の会計の在り方に対して、様々な提言を
させて頂いております。

このように、
公営企業様に対して

企業会計的な見地から
アドバイスが求められる時代にあって、
私どもがお力になれることは大変な喜びです。

今後も、監査法人アリアは水道事業と向き合い、
皆様の会計ニーズのお役に立ちたいと考えております。

私も「水道の三井」として
自治体様から頼られる存在になるよう研鑽して参ります。

引き続き、どうぞよろしくお願い致します。