ごあいさつ

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052 IFRSにおける財務報告について

 早ければ2015年には、強制適用がされると言われている国際財務会計基準(IFRS)。しかし、日本でのIFRSの任意適用は、2010年3月期に既に始まっています。国内で初めてIFRSを適用したのが、日本電波工業㈱でした。

 引き続き、2011年3月期では住友商事㈱が、2012年3月期には日本板硝子㈱がIFRSを任意適用すると公表しています。その他にも、日産自動車㈱、富士通㈱やパナソニック㈱らが、適用に向けた準備を進めているとのことで、日本におけるIFRSの波は、強制適用を待たずに到来しそうです。

 さて、日本基準とIFRSでの大きな違いの一つに、開示に対する考え方があげられます。IFRSでは細則を設けず、原則で示す会計基準であるため、開示や会計基準に関するルールは会社ごとに定めます。また、原則に則れば、様式や表現を自由に行うことができ、投資家に対してどのように財務報告を行うかを、会社が設計できるようになっています。

 はたして、日本におけるIFRS先行適用企業が、どのような開示を行うのか。私たちも、注意して見守る必要があるでしょう。