ごあいさつ

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119 平成25年3月期決算の留意事項

今回は、平成25年3月期決算の留意事項のうち、いくつかの留意事項を紹介する。

①過年度遡及適用等
有価証券報告書での「表示する財務諸表のうち最も古い期間」は前期となるが、会社法では、単年度開示のため、「表示する財務諸表のうち最も古い期間」は当期となり、修正を反映させる期間が異なることに留意が必要である。

②税制改正に伴う減価償却
平成24年4月1日以後取得の減価償却資産について、250%定率法から200%定率法に改正され、200%定率法に変更した場合には、その影響額を注記することとなる。

なお、来3月期決算では、退職給付に関する会計基準や連結の範囲(連結財務諸表に関する会計基準)など、一部改正された基準の適用が予定されている。